ビーツ?アンカー?

AirPods(エアポッズ)の調子がどうも良くないので、Anker(アンカー)の一番安いBluetoothヘッドフォンSoundcore K20iを買いました。とてもコンパクトで、AirPodsと同じような形をしています。
そして買ってみて、ふとこのマークはどこかで見たような気がすると思いました。もしかしたら違うメーカーの製品が届いたのかなと思ったほどでした。

いちばん上が最新のメーカーロゴです。Ankerって、いろいろな製品がありますが、だいたいこのマークがついています。ところが購入したBluetoothヘッドフォンには、このマークではなくてアルファベットの「d」のマークがついていました。これは、パッと見た目がヘッドフォンでは有名な「b」のマークのビーツ(Beats)とよく似ています。


これを比較してパクリとまでは言いませんが、20年近くも前からあるビーツのロゴ「b」を意識しているだろうなというのはわかります。だって、本来Ankerのロゴに小文字のdが登場する理由はなかったはずです。それをAnkerグループのオーディオブランド「Soundcore」のロゴ(2018〜)ということで、その真ん中の文字dをあしらったというんです。
ロゴについて気になったことを書きましたが、製品を実際につかってみると「そう悪くないな」という印象です。ただし、メーカーが「インナーイヤー型でも力強い低音」と謳っている割に中低音が乏しく、高音もキンキンしていて、ぼくは音楽には不向きだと感じました。人の声ははっきり聞こえるので、Web会議、動画視聴や電話での使用には適しているという印象です。
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イヤホンだけで6時間、ケースと合わせると36時間もの再生が可能であり、Bluetooth 5.3対応で、自宅の木造家屋1階の機器から2階での視聴は途切れることなく、音質の低下も感じられず、接続状態は良好でした。AirPods 4と比較すると、イヤーピースがない構造であり、装着感も似ています。
マイクは環境音もよく拾っているようです。電話の相手には話し声以外の音もよく聞こえるようでした。逆にこちらが耳にして聞いている感じでは相手側の環境音はあまり聞こえず、声がくっきりと伝わってきます。この場合は相手側のノイズキャンセリングが効いているのかも知れません。